前回は外観と玄関に入る部分までで終わってしまっていました。
今回は玄関の中から
最近は玄関や廊下をできるだけ切り詰めて、他の部屋のスペースを少しでも広くするのが流行っているように思います。まるで玄関や廊下が悪かのような扱われ方は少々いき過ぎているようにも感じます…
手前味噌ですが(考えたのは村松さんで、私ではないので手前味噌というのも違和感がありますが…)、我が家の玄関は天井がとても高く空間的に広がりのある贅沢な場所になっています。
高さがあることでの空間的な広さなので、平面のスペースとしてはそこまで場所をとっているわけではないのが、贅沢さのバランスがとてもいいと感じています。
玄関横にはコート掛けがあります。
これが玄関の靴を履いたモルタルの所からも、靴を脱いで一段上がった部屋の中からもアクセスできるのがとても便利です。
基礎部分が高くなっており、そこには大人も少しかがめば楽に歩き回れるような空間になっています。
暮らしていて一番助かっている場所であり、別でブログにしたいと思います。
ここには季節から外れた服、キャンプ道具、スキー板、引っ越しの残りの荷物(はよ片付けろ)、防災用備蓄などなど、生活空間に置いておくと邪魔だけれど、必要なものを置いています。
いろいろ置いてもゆとりがあるので、子供が走り回ったりもしています。
配管を自分でチェックもできるので、万一の水漏れなどもすぐに気づくことが出来ます。
何よりもいいのは、床下点検口がなくていいことです。あのキッチンとか洗面所とかに配置してある四角い蓋です。
変なこだわりだとも思うのですが、私はあの踏むとガタガタして、ふちに段差があり、引き出す持ち手を子供がいじる、床下点検口を蛇蝎のごとく嫌っておりました。
家を建てる時には、どうにかして床下点検口をどこか気にならない場所に配置したいと考えていたのですが、まさかなくてよくなるなんて…!!最高です。
ちょっとテンションが上がりすぎましたが、お次は子ども室です。
大きく1部屋とって、必要に応じて後から真ん中に壁を作る方式を選びました。
大きくと言っても2つに区切ると3.5畳くらいなので、広さについては割り切った形です。
ひょっとしたら子どもが大きくなってから、部屋が小さいと文句を言われるのかもしれませんが、そこは使い方で工夫していこうと思います。
子どもたちには、思春期を迎えてもリビングで居心地よく過ごして欲しいですね。
建物的にはリビングの居心地はいいので、後は親子の関係性が良い状態にできるように頑張ります。
ただ、窓も大きいし天井も梁あらわしで高いので、2つに区切っても閉塞感はあまりないと思います。
階段下にはトイレがあります。
トイレをいくつにするかは妻とも考えが違っており、よくよく話し合いましたが、1つにしました。
家族の過ごし方や考えによって「トイレいくつにするか問題」は正解がありません。
ただ、事前によく話し合って1つに削れればメリットはかなり大きく、思考停止で2つにするのは少しもったいないように感じます。
寝室には扉なしのクローゼットがあり、肌着以外の日々の服はすべてここに掛かっています。洗濯機や物干しスペースのすぐ隣にあるので、干したものをそのまま掛けるだけの家事ラク動線となっています。
この寝室とトイレだけは、漆喰の塗り壁となっており、素人DIYで塗り上げました。
塗り壁については別でブログにしようと思いますが、塗り壁にチャレンジしてみてよかったと思います。
次回は1階にある水回りスペースから始めます。