洗面所は造作と既成品の間を取った、杉板+リクシルピアラの洗面ボウルの組み合わせです。
ピアラの洗面ボウルは本当に優秀で、ハイバックタイプの壁面に蛇口の付け根があるので、掃除がしやすいのです。ホースが伸びるのは必須条件でした。
ボウル内も四角くて広いので、上履きやズボンなどを洗う時もやりやすいです。
鏡も枠がないので、浮遊感があってお気に入りです。
下の配管は暮らしているとほとんど見えません。
脱衣所兼洗濯機スペース兼物干しスペース兼肌着やタオルなどの衣服置き場。
料理と並んで負担感の大きい家事である洗濯を、とても楽にしてくれる素敵空間です。
脱ぐ→洗う→干す→しまうがこのマルチWICで完結します。肌着以外の衣類も隣にある寝室にハンガーのまま掛けるだけ。本当に助かっています。
賃貸で暮らしていた時は、
洗ったらあっちに行って干し、乾いたらこっちに行って肌着を置き、一つ持って行き忘れた物があったからもう一度移動して…と家の中を右往左往としていました。
もうあの動線には戻れません。
我が家は夏は2階のエアコンだけで冷房、冬は1階のエアコンだけで暖房という空調計画なのですが、暖房用のエアコンがここにあるのがとてもいいのです。
脱衣所であるので服を脱いだ時でも暖かく、お風呂場のドアを開けておけば常に暖かい状態。干した服に乾燥した空調が当たるので乾きも早いし、お風呂場もすぐに乾いてカビが生える間もありません。
暮らしてみるまでは、本当にこんなに奥まったところにあるエアコン一台で家中を暖房できるのか不安な思いも少しありましたが、一冬越してみたらそれは全くの杞憂でした。
1階と2階の温度差はほとんどなく、暖冬だったとはいえ、2階のエアコンをつけたのは2回くらいだったと思います。
家の中は基本ヒノキの無垢床ですが、洗面やキッチン、トイレなどの水回りはコルク床にしました。床に落ちた水滴を気にせずに済むので、この判断は本当に正解でした。
燕仲町のエスネルさんに見学にお邪魔した時に一目見て、絶対にこれがいいと、採用を決めました。
燕仲町の建主様ありがとうございます。おかげ様で助かっています。
ここまで1階のスペースをご紹介してきました。
次回はいよいよ2階リビングにまいりたいと思います。