「あなたにとっていい家とはなんですか」
家づくりのために情報収集するなかで出会った言葉です。
単純な問いかけですが、問いかける相手や、家づくりの検討の段階によって意味合いが変わってきます。
例えば、あなたがハウスメーカー選びの最中で営業さんに向かって問いかけたとします。
営業さんによっては、思ってもみない質問に目を白黒させるかもしれませんし、
「待ってました!」とばかりに自社のアピールポイントを話すかもしれません。
ですが、ここで聞かせていただきたいのは、会社のではなくその人なりの答えです。
セールストークをつなぎ合わせたようなフワッとしたポエミーな答えなら少しがっかりだし
言葉に詰まりながらでも、共感できるような答えが出てきたらその人との家づくりがよりスムーズになる気がします。
いい家をお客さんに届けようとして仕事しているかどうかが分かるかもしれません。
次は、家づくりの検討を進めてしばらくした後に、自分に対して問いかけてみたとします。
そのタイミングで自分に問いかけることで、
このオプションをつけると+何万 とか
A社の間取りは魅力的だけどB社の見つけてきてくれた土地も捨てがたい…
とかの悩みの中から、本来自分がどういう家にしたかったのかに立ち返るきっかけになるかもしれません。
私は今、キッチンやトイレなどの住宅設備を選んだりする時に、この問いかけを思い出しながらやっています。
細部と大本の検討をそれぞれ反復横跳びするような感じで進めていくと
後悔が少なくなると感じています。
村松さんとの初回打ち合わせ
前回、この人に会わなくては家づくりは進められない!と村松さんに連絡を取った私は
初回打ち合わせに臨んでいました。
そこで村松さんに問いかけられたのが
「家づくりでこれだけは叶えたい」というのはなんですか?
ということでした。
私の答えは
- 暖かく涼しいこと、
- 居心地の良い場所が至る所にあること、
- 収納がしやすく片付いた状態がキープしやすいこと、
- 大きな窓があること、
- くつろげる半外空間があること、
- 洗濯が一つの空間で完結すること
妻は
- 庭でバーベキューがしたい、
- 子供が遊べる屋外スペースがあること、
- キッチン周りが広く使えること、
- 電子ピアノを置けること
これだけは というには多すぎる感もありますが、こんな風にお答えしました。
(妻の庭でバーベキューしたい!は近隣の方の迷惑も考えて近くの河川敷でやることにしました。笑)
村松さんから間取りなどのプランを提示していただいた今、振り返ってみると
多すぎる感のあるようなこれらの要望に応えてもらっているだけでなく、
ワークスペースや子供たちのスタディースペース、デイベッドなど
更にプラス要素を加えて応えていただいていることに驚きです。
ちなみに村松さんに対しては「いい家とはなんですか」とは聞いていません。
なぜならブログに全部書いてあったので笑