まずはお近くの住宅展示場へ!!

家を建てることを決意した私たち、まず取った行動は住宅展示場を訪れることでした。

このブログを読んでくださる方がいるとすれば、
住宅展示場はこう回れ!!徹底攻略!!」みたいな記事の需要は全くないでしょうから、
体験レポートのような形で書いていこうと思います。

似たようなことがあったなぁ…とか思っていただけたら嬉しいです。

 

いざ住宅展示場へ

幼いころから何気なく車で横を通っていた住宅展示場。
そこを訪れる日が来たのか…と感慨深い気持ちになりながら、
本命メーカーとは別のハウスメーカーさんの展示に飛び込みました。

 

そうなんです。展示場を回る前に予習をして、
私はある程度ハウスメーカーに”あたり”をつけていました。

その3~4社を選んだ基準は

  1. 高断熱・高気密住宅を建てている
  2. 全館空調採用
  3.  
  4.  

 

4つくらいあったかなーと思って、振り返ってみましたが2つでした。

 

なぜ基準がそうなったかを振り返ると、
最近家を建てた友人が選んでいたのが、高断熱高気密で有名なハウスメーカーiだった事が大きいかもしれません。

ハウスメーカーiについて調べているうちに、断熱脳になっていったんですね。

 

高断熱、高気密を志向していたことで鉄骨系のメーカーさんは選外になりました。

 

 

脱線してしまいましたが、1社目のハウスメーカーSさんへ。


突然の訪問にもかかわらず丁寧に対応していただきました。
1社目に来た事を伝えると「なぜ1社目にウチを?」と戸惑っていらっしゃったのが印象的でした。

早く建てることが出来ることと、工場で組み立てられることによる品質の安定性が売りのこちらのメーカー。
釘の打ち込みの深さが適切であることが、建物の強度を保つために重要だと学びました。
要は施工品質ですね。

子供の眠気が限界に達したのと、色んな所を触ろうとするのを制止する私たち夫婦の耐久力がゼロになったのでお暇しました。


何回か打ち合わせを重ね、間取りやお見積りをいただいたところで、
営業クロージング。
上役の方が突然出てきて、私は正直戸惑ってしまいました。

それまで直接お話をしていた営業さんから話をしてもらいたかったのですが、住宅業界はそれが普通なのでしょうかね?

 

2人目の子供が生まれる前に新しい家に引っ越したい。
その希望の強かったは、こちらのメーカーさんも結構気になっていたようです。

 

別日に予約を取って、ハイコスト系ハウスメーカーさんへ。

 

こちらに伺う時は子供を預けていったこともあり、夫婦ともに余裕のある状態。

広くておしゃれな展示場で、心がふわりと夢見心地に。

こんなに素敵なおうちに住めるのかしら←

 

 

こんな調子で展示場マジックに掛かりながらも何回か打ち合わせをさせていただきました。


担当についていただいた2人はどちらも上品な雰囲気の方で、
細やかな気遣いと、感心してしまう程の行動力と提案力をお持ちでした。

家づくりで唯一大切なことが、いい営業マンと出会うことだけだとしたら、
こちらのメーカーさんで決まりだったのかもしれません。


このメーカーさんとの打ち合わせるうちに、
私のデザイン方面の嗜好が分かっていきました。
昔から木のおもちゃが好きで、木の質感に囲まれて暮らしたいという嗜好です。

 

無垢のフローリングや板張り天井、いち部分でも木の外壁に…

 

残念ながら予算を下げようと思うと、真っ先に削らないといけない部分でもありました。

木目調の外壁や内装も提案いただきましたが、
経年劣化した際に木目調だと不自然になりそうで選べませんでした。

また、施工品質の部分やアフターサービスの点で、
親類の施主の反応がいまいちだったことも不安でした。

 

 

さて、事前調査本命のハウスメーカーiさんへ

 

本命だったはずなのですが…

 

 

展示場に着くと、友人の施主からの紹介を元に店長が待機していらっしゃいました。


その方に展示場のご案内をいただき、
技術と性能の優位性をご説明いただき、
坪あたりの価格をご提示いただき、
工場見学の日程を決めていただき、
住宅ローン事前審査の申請をしていただき、
100万円の契約金を早いうちに一旦払うことで得られるおトクさを説明していただきました。

 

実に5時間超の大ボリュームでお届けしていただきました。

子供を連れて行った私たちがいけなかったのかもしれません。
2人ともヘロヘロになっていると、店長が決め台詞。

 

「隣の展示場(別タイプ)もご覧になりますか?」

 

 

…ごめんなさい。

 

 

数回打ち合わせもしましたが、私たちとは少し方向が違ったようでした。

 

嫌味ではなく、優れた商品性だと思ったので、伸びている施工件数にも納得いたしました。

工数をどんどん増やして、日本の戸建ての平均外皮性能を上げて省エネルギー化に貢献していただけることと思います。

 

展示場巡りを終えて

このようにハウスメーカーさんとの打ち合わせをこなし、
間取りや外観、お見積りなどをいただきました。

 

しかしながら、なかなか理想とするハウスメーカーさんには巡り合えずにいた私。

 

  • 断熱性、気密性が優れていて
  • 施工品質が担保されていて
  • 木の質感があって
  • メンテナンスコストが抑えられて
  • 購入予算が適正な

 

そんな上記3社の合いの子のようなメーカーはないものかなぁ

 

そんな風に考えておりました。

欲張りというか、わがままな理想です。

そんな美味しい話はないのかもしれませんが、
ハウスメーカーさんと打ち合わせをする中で、
自分が何に価値を感じるかに気づくことが出来ました。

 

次回はエスネルデザインさんと出会うまでを書きたいと思います。